いつもスマホカメラで撮影していると「たまには変わった写真を撮りたいな」と思うことありませんか?
そんな時に便利なのが、カメラレンズに挟むだけで使えるスマホ用レンズの存在。
広く撮れる広角レンズが有名ですが「魚眼レンズ」もあるんですよ!
いまいち知らなかった魚眼レンズについて、使い方や注意点を分かりやすく解説します。
ダイソーでもゲットできちゃうので一度使ってみてくださいね。
魚眼レンズってどんなレンズ?ユニークな特徴を解説
魚眼レンズのイメージは?と聞くと「鼻でかアニマル」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
確かにあれも魚眼レンズで撮った写真です。
かなりインパクト大なので「魚眼レンズってあぁいうものか〜」と思っている人も多いのでは?
一体魚眼レンズはどういうレンズなのか?
魚眼レンズの特徴
魚眼レンズ(別名フィッシュアイレンズ)の特徴をまとめてみました。
- 広い範囲を写せる
- 周囲は圧縮され歪む
- 遠近感が強調できる
広く写せるなら「広角レンズ」では?と思ってしまいますが、それも正解。
広角レンズよりさらに広い範囲を1枚に収めようとした結果、周囲を圧縮し歪んだ表現になったのが魚眼レンズなんです。
魚眼レンズの種類
魚眼レンズには「対角魚眼」「円周魚眼」の2つの種類があります。
簡単に説明すると写真が丸く写るか、四角く写るかの違いです。
先ほど紹介した「鼻でかアニマル」のように写真が丸く写り、周辺は真っ黒になっている。
それが「円周魚眼」です。
黒い部分を取り除こうとするとトリミング(切り取り)が必要。
一方「対角魚眼」はギュギュっと圧縮された写真が四角形に収まります。
どちらが良いかは好みによりますが、一般的にスマホ用レンズなど低価格な魚眼レンズは「円周魚眼」タイプが多いです。
魚眼レンズを気軽に試したいなら、円周魚眼レンズから試してみるのがおすすめです。
ダイソーにもある魚眼レンズ!使い方と注意点
入手方法
魚眼レンズを使ってみたい!と思ったら、まずは入手方法です。
ネットの大手通販サイト(楽天やAmazon)にもたくさんのスマホ用魚眼レンズがあり、数百円から数千円までと価格もピンキリです。
形状はスマホのカメラレンズに挟むクリップタイプがほとんどなのでどれを買うべきか迷いがち。
安すぎるのも不安だけど、高いの買って思ったのと違っても嫌ですよね。
そんな方はダイソーに行ってみましょう!
ダイソーにも魚眼レンズもあるんです。
これならお試しにぴったりです。
同じ100均のセリアやキャンドゥにも置いてますよ。
使い方と注意点
基本はスマホのレンズ部に装着して撮るだけですが、せっかくなら上手く撮るコツや、魚眼の特徴を理解して使いましょう。
●カメラレンズにぴったり装着する
→カメラレンズから魚眼レンズが離れてしまうと、ピンぼけしたり歪んだりと本来の性能を発揮できないことがあります。スマホケースの干渉にも要注意です。
●指やケースの写り込みに注意
→180度ほどの広い範囲を写す魚眼レンズ。いつもどおり構えると意図していないものが写り込むことも。撮るのに必死になって指がばっちり入っていたら残念すぎます。
●多少の画質低下は仕方ない!?
→本来のレンズに取り付けるので、どうしても画質が落ちてしまいます。特にインカメラは元々の画質が外カメラより低いので粗さが気になるかも。自撮りの時には注意です。
魚眼レンズの作例と撮影ポイント
実際にスマホ用魚眼レンズで撮影した作品を見てみましょう。
魚眼レンズは周囲を圧縮する分、中央付近は大きく写りインパクトある作品に。
そして距離が近いとさらに大きくデフォルメされたように写ります。
中途半端に離れてしまうと魚眼レンズの良さが生かされないので、グッと寄って撮りましょう!
次は空港のターミナルを撮影した作品。
まっすぐ伸びているはずの木が丸くドーム状に写っています。
真っ直ぐな物は中央に配置すると強調され、周囲に配置すると湾曲して印象的になります。
並木道やビルの立ち並ぶ都会で使えそうですね。
次も風景なのですが、いつも見ているのとはちょっと違和感がありませんか?
本来なら写らない位置にある、木々が魚眼レンズの効果で写り込んでいます。
下は花畑、上は緑の木々が取り囲むフレームのように見えます。
こんな表現ができるのも魚眼レンズならでは。
時には上を見上げて撮ってみるのも面白いですよ。
ちなみに周囲に黒く写る部分が気になる時は、写真の縦横比を1:1のスクエア型にするのがおすすめ。
丸く写った部分を最大限活かすことができますよ。
もちろん長方形で撮影して、気になる部分をトリミングしてもOKです。
まずはお手頃レンズで魚眼の世界を体験しよう
魚眼レンズの特徴やどんな写真が撮れるかイメージが湧きましたか?
高いものだと手を出しにくいですが、雰囲気を試すには100均のものでも十分です。
製品によっては1つで「広角・魚眼・マクロ」機能を備えているものもあります。
一度ダイソーなどに寄って探してみてください!
クリップで挟むだけで、いつもとはまるで違う写真が撮れる魚眼レンズ。
いつもの風景を題材にして魚眼レンズの世界を体験してみてくださいね。