Camecon Magazine

撮影テクニック 2022.06.04

アマゾン?グーグル?あなたにぴったりの写真管理用ストレージサービス4選

スマホやカメラで毎日写真を撮る一方、管理はどうしてますか? 本体やパソコンに入れっぱなしで、見たい写真が見つからない…。 そんな悩みを解決するのがフォトストレージサービスです。 アマゾンやグーグルなど、使いやすいストレージサービスを紹介します。

スマホやカメラで気軽に写真を撮れるようになった一方で、大変な写真管理。

毎日増える写真を放置していると、肝心なときに見たい写真が見つからない。

なるべく手間もコストもかけず写真管理がしたい!

そんな悩みを解決するフォトストレージサービスを紹介します。

※サービス内容・料金は2022年5月現在のものです。

フォトストレージサービスって本当に便利なの?

フォトストレージサービスを使ったことありますか?

知らないと思っていても、意外と生活に溶け込んでいるこのサービス。

フォトストレージサービスは

  • 写真をまとめて管理できる
  • スマホ、カメラ側の容量を占領しない
  • 自動保存で手間なし
  • バックアップも自動
  • 写真共有が簡単

と、メリットがたくさん!

ぜひあなたに合ったフォトストレージサービスをみつけてみてくださいね。

プライム会員なら!アマゾンフォト

今一番注目されているフォトストレージサービスが、ネット通販で有名なAmazonが提供する「Amazon Photos」です。

<Amazon Photosの特徴>

  • RAWも容量無制限に保存
  • 5GBまで無料(Amazonプライム会員は容量無制限)
  • スマホ・PCから自動保存

カメラ好きに嬉しいのが「RAWも容量無制限」な点。

RAWは画像の保存形式で、高画質な分かなり容量が大きいです。

無制限のフォトストレージでもRAW対象外なことが多いので、撮った写真を画質を落とさずそのまま保存できるのはカメラ好きには大きなメリットです。

また、通常5GBの容量がAmazonプライム会員になるとなんと写真の保存が無制限に!

Amazonプライムは月額500円でAmazonの配達手数料無料なだけでなく、映画やテレビ番組、音楽、電子書籍などの配信サービスが使い放題になるお得なサービス。

年間だと4900円と更にお得!

Amazonで買い物をする人には定番のサービスになっています。

すでに会員になっている人でAmazon Photosを使っていないのはもったいないレベル。

まだ会員になっていない人も、月額500円以内で写真以外のサービスも盛り沢山なのでコスパは抜群です。

アプリを入れておくと自動的にアップロードしてくれるので、PCやスマホに入っているデータをそれぞれ移動させたりする必要もありません。

クラウドに保管されるので、「誤って消してしまった。」「スマホを紛失した。」そんな時でも大切な写真を失わずに済みます。

<Amazon Photos料金>

5GB:無料

無制限:500円/月(4,900円/年)※プライム会員の他サービスも利用可

根強い人気!グーグルフォト

次も有名なGoogleが提供している「Googleフォト」です。

Androidスマホの人は特に使っている人が多いのではないでしょうか。

<Googleフォトの特徴>

  • 15GBまで無料
  • 検索機能が充実
  • RAWも保存可能
  • 課金で2TBまで拡張可能
  • スマホ、PCから自動保存

Googleフォトは、無料でも15GBまで使えるストレージが特徴。

以前は高画質の画像保存は容量無制限で無料でしたが、2021年から15GBまでと制限がかかるようになりました。

知らずに使っていた人は要注意!

この容量には「Gmail」や「Googleドライブ」などのデータも含まれます。

気づいたらメールが受信できない、なんてことがないように注意しましょう。

有料プランなら最大2TBまで拡張可能です。

Googleフォトもアプリを入れておくと、自動的にアップロードしてくれる安心サービス。

また、Googleフォトは検索機能が充実しているのも特徴。

キーワードや人物検索はもちろん、地図を見ながら撮った写真を探せるのがかなり便利です。

「ここで撮ったんだけど、いつだっけ?」というときに大活躍です。

<Googleフォト(Google One)料金>

15GB:無料

100GB:250円/月(2,500円/年)

200GB:380円/月(3,800円/年)

2TB:1,300円/月(13,000円/年)

※その他のファイルの容量も込

iPhoneユーザーにおすすめ!iCloud

次はiPhoneユーザーにおすすめの「iCloud」です。

Apple製品を使っている人ならなにかしらは利用しているはずのiCloud。

<iCloudのの特徴>

  • 複数端末のデータを同期
  • 自動データ保存
  • 5GBまで無料
  • 写真以外もバックアップ

こちらも自動でデータを保存してくれる便利サービス。

写真以外のデータも自動でバックアップしてくれる安心感はありますが、写真以外のデータも全て容量分に含まれます。

無料は5GBまでなので、iPhoneの電話帳やカレンダーやドキュメントなど、たくさんの情報を詰め込むと容量オーバーになってしまうことも。

有料プランは「50GBで130円」となかなかコスパがいいので、50GBプランに申し込んでしまうのもおすすめです。

スマホはiPhone、PCはMacBookとApple製品を複数使っている人には一括で管理できるのが一番のメリットです。

<iCloudの料金>

5GB:無料

50GB:130円/月

200GB:400円/月

2TB:1,300円/月

※その他のファイルの容量も込

Microsoft製品を使っているなら!OneDrive

最後は、WindowsのOSやソフトを作るマイクロソフト社が提供する「OneDrive」です。

WindowsPCや関連製品を使う人にはおすすめのサービス。

<OneDriveの特徴>

  • 5GBまで無料
  • 環境を問わずアクセスできる
  • 写真以外のデータも保存
  • Office系アプリと相性が良い
  • ビジネス利用におすすめ

有料のプランは2つのプランしかないのですが、実は1TBのプランは「Microsoft 365 Personal」と呼ばれるサービスの一環。

excelやWordを利用している人はすでに加入しているはず。

これから利用を検討している人も、WordやExcel、PowerPointなど便利なアプリも使えるので、ビジネスでばりばり使う方にはおすすめです。

作成した書類、資料もOneDriveの中に保存すれば、セキュリティ、バックアップもばっちりです。

<OneDriveの料金>

5GB:無料

100GB:229円/月

1TB:12,984円/年

※その他のファイルの容量も込

まとめ

今回紹介した4つのフォトストレージサービスはどのサービスも提供元が超大企業なので、安心して使えるものばかり。

ただそれぞれ特徴があるので、あなたの生活環境や利用目的を考えてサービスを選んでくださいね。

  • Amazonプライム会員に入っているなら追加料金無しで容量無料で写真が保存できるAmazonフォトが最強
  • Microsoft製品を使っているなら1TBのプランに加入済みのはずなのでOneDriveがお得
  • iPhoneやMacユーザーなら月130円50GBのプランに入るのもおすすめ
  • 検索や編集など機能性重視の人はGoogleフォトで15GBを超えそうになったら月250円100GBのプランに加入を検討

無料お試し期間や、無料で使える範囲もあるので、まずは使い勝手を確かめてから始めましょう。

写真の管理はこれでバッチリですね!