Camecon Magazine

カメコン 2022.06.15

カメコンフォトコンテスト未受賞作品紹介【青(ブルー)】

camecon(カメコン)は「もっと自由に身近に」がコンセプトのフォトコンテスト。 公式やユーザー企画のコンテストが盛りだくさん! 今回は「青(ブルー)」をテーマに未受賞作品を紹介します。 爽やかから大人な青まで、あなたの好きな青はありましたか?

camecon(カメコン)は、写真が好きな人なら誰でも参加できるフォトコンテスト。

公式コンテストだけでなく、ユーザーが企画したコンテストも大変盛り上がっています。

ここではカメコンのコンテストから未受賞作品に絞って作品を紹介します。

惜しくも受賞を逃した中にもステキな作品がたくさん。

今回は夏目前。

夏といえば青い海、青い空、「青」が印象的な季節です。

そんな様々な青(ブルー)をテーマにした作品をご紹介します。

爽やかさ満点!透明感ブルー

トップバッターの青は言うなら「透明感ブルー」。

梅雨のジメジメを吹き飛ばす、爽やかなイメージの青です。


まずは「夏の大空コンテスト」から、tomotan70d(@tomotomo_70d)さんの「ひと夏の思い出」です。

橋の上を歩く親子と、その周りを360度取り囲むような青空が印象的です。

空はしっかり「青」の色なのにこの透明感!

真っ白な雲が重り合って立体感も出ていますね。


空を撮影するときは白飛びに注意!

特にこの作品のように淡く透明感を出そうと露出をあげると、白飛びして立体感のない雲になりがちです。

少し暗めに撮って、レタッチで調整するのもありですよ。


次も「夏の大空コンテスト」から、そあべぇ(@soa_210501)さんの「暑いなぁ」です。

一見すると水彩画のようにも見える、夏の風景を切り取った作品。


「空の写真は白飛び注意」と言った直後に、逆のことを言うようですが……。

この作品はググッと露出を上げて、空や植物もあえて白っぽく仕上げられています。

雲の一部はのっぺりした質感となりますが、それが平面の水彩画っぽさにも繋がります。

こう見せたい、というイメージがあれば思い切った露出設定もあり!という一例ですね。


最後は「まるで映画のワンシーンフォトコン」から、mii(@onazu_nazu)さんの「おとぎの世界へようこそ」です。

シチュエーションが完璧過ぎて「まるで映画みたい」とコンテスト名通りのため息が漏れそうです。

バラ園、可愛い女の子、物語が始まりそうな本、優しい空の色。

女の子が本を見つけた瞬間のしぐさもとっても可愛いですね。

メルヘンちっくなシチュエーションにはふんわりしたブルーがとってもお似合いです。

THE夏カラーの濃いめブルー

次は、夏カラーの代表「濃いめブルー」です。

吸い込まれそうな空の青。

こんがり焼けながら遊んでしまう海の青。

冬には見かけない夏ならではの青を見てみましょう。

 

最初は、「まるで映画のワンシーンフォトコン」から、mu-zi(@mu_zi.photo)さんの「今、行きます。」です。

作品のタイトルは、待ち人のいる故郷へ向かう様子を思い浮かべたとのこと。

一直線にひた走る感じが出ていますよね。

そして視界を見事に二分する青と白。

こんなお天気の日は何を撮っても映える写真になりそうです!


次は「第二回『青』フォトコンテスト」から、saori(@fuu_lens)さんの「爽快」です。

きれいにまとまった青系カラーな一枚。

空、雲、富士山、ネモフィラ。

真っ青に晴れ渡る空もいいですが、もくもくと主張している雲がドラマチックで素敵!

縦構図だからこその迫力ある作品です。


次は「夏の大空コンテスト」から、カイ@くまモン(@kai_mon00)さんの「天空の鳥居からの景色。」です。

この絶景「天空の鳥居」は、香川県観音寺市にある高屋神社の鳥居です。

瀬戸内海を見下ろす鳥居と、陸海空はまさに絶景&映え。

夏の立体的な雲が作品に奥行きを与えてくれています。

空は水色をぎゅっと濃縮したようなアクアブルーが爽やか!

しっとり大人の青、ミッドナイトブルー

最後はちょっと趣向を変えて「大人の青」ミッドナイトブルーです。

紺色からほぼ黒に近い青など。

主に夜景や夜空に多い色ですよね。

真夏のうだるような暑さを少し忘れられるような、涼も感じる大人の青です。


最初は「第二回『青』フォトコンテスト」から、ねこぜさんの「水面 桟橋」です。

垂れ込めた雲と、日没後の海の風景。

まだ真っ暗にはなっていないので、深い青の濃淡が美しい風景です。

ど真ん中に持ってきた街灯がきれいにリフレクションしています。

一見すると、周りがすべて海の中に立つ街灯のようにも見えますね。

夏の暑さや日中の騒々しさなんて一切忘れて見入ってしまう作品です。


次は「プール・海コンテスト」から、ゆー(@cancame.yu41)さんの「暗闇の中、浮かぶ」です。

水族館でのクラゲを写した一枚。

暗い水槽の中を優雅に泳ぐクラゲが幻想的ですよね。

光って見えるのはクラゲ自身が発光しているから。

ちょうど青く光る物質を持っているそうです。


最後はミッドナイトブルーの王道。

星空・夜景コンテスト」から、Rikio(@rikio_photo)さんの「暖かく光る」です。

青白い光に包まれた大都会東京。

その中心にはシンボルである東京タワーがそびえ立ちます。

周囲の冷たい色味とは真逆の暖かい光が際立ちますね。


夜景を撮るときはISOやシャッタースピード、ホワイトバランスを調節すると、夜空や街の色味がかなり変わります。

白っぽい光、真っ暗な空、全体的に暖かい光など。

自分好みの設定を探ってみたいですね。

この夏はどんな青の思い出ができるかな?

2022年の夏まであと少し。

今年こそは!と旅行やアクティビティを楽しにしている方も多いのではないでしょうか?


夏の思い出の中にどんな青が潜んでいるのか、今から楽しみです。

青をテーマにしたコンテストは人気で、現時点で第3回目まで開催中!

ぜひ投稿や新しいコンテスト企画もお待ちしています。