Camecon Magazine

撮影テクニック 2022.08.03

自分で撮る失敗しない証明写真のコツまとめ〜マイナンバーカードやパスポートは?〜

証明写真が必要な場面はいつか確実にやってきます。 撮りに行く手間やコストがかかり、面倒なイベントの一つ。 でも簡単に自分で撮影できるんです。 マイナンバーカードやパスポートなど、少し規定が厳しいものも撮影のコツや注意点を守って挑戦してみましょう。

証明写真が必要な場面は定期的にやってきます。

運転免許証

パスポート

マイナンバーカード

就活の履歴書

各種試験の受験時・免許申請 など

撮りだめできない写真なので、その都度撮るのが思わぬ負担になります。

「自分で撮れたら楽だしコスパもいいのに……」と思っている方に朗報!

実はこれらの証明写真、自分で撮れるんです。

ただ適当に撮っただけでは失敗や見栄えが悪い可能性も。

とは言え、難しくないので一緒にコツや注意点をチェックしていきましょう!

誰でも自分で証明写真を撮れるようになるコツ・注意点

「準備」「撮影中」「撮影後」に分けて、上手く撮るコツや注意点を紹介します。

撮影準備編

まずは環境作り。

実はこの段階が一番大切です。

しっかり準備すればきれいな証明写真が撮れますよ。

<準備する物>

  • カメラ
  • レンズ(標準画角:35〜80mm推奨)
  • レフ板
  • 三脚や自撮り棒
  • リモートシャッター(なければ内蔵タイマー)

<撮影環境ポイント>

  • 背景は無地(基本は白)
  • カーテンは閉める
  • 光源は1つ
  • 色のある光はNG(蛍光灯やLEDなど白い光推奨)
  • 壁からは少し離れる
  • レンズ位置は首〜顎辺り

カーテンは開けた方が明るくて良さそうですが、証明写真の場合NG。

光の向きや色味(色温度)が違うと出来上がりに影響してしまうからです。

証明写真は作品としての写真と違い、はっきりと規則に従って撮ることが重要です。

基本を守って撮影しましょう。

レフ板は絶対にあった方が良いですが白い服を着るのもおすすめ。

きちんと感も出るし顔が明るく見えますよ。

撮影編〜カメラ設定・撮影方法〜

では撮影時のポイントです。

自分で撮る場合は、写真屋さんや証明写真機と違って失敗しても大丈夫。

できあがりを確認しながら仕上げましょう。

<カメラ側の設定>

  • 画角は(35mm換算)35〜85mm程度※スマホなら標準カメラでOK。広角ほど歪みやすいので注意。
  • 影には反対側にライトやレフ板設置※スピードライトがあればバウンスで明るさ調整。
  • タイマーは長めに10秒設定
  • ピントはもちろん顔(瞳)
  • f値は5〜9目安※下げすぎてボケると✕

撮影する時のポイントは「背筋を伸ばして、顎を引いて…」が定番ですが、ここでは自分で撮る時のポイントに絞ってお伝えします。

ここまでの準備がきちんとできていればできたも同然!

<撮影時のポイント>

  • 手持ち自撮りの場合、肩が上がらない(不自然にならない)ように注意
  • 余白を残して撮る
  • カメラに対してまっすぐ構える
  • 白飛び、黒潰れしない明るさ

証明写真の場合は本人と確認できることが大切です。

斜めに構えたり、明るくしすぎてお肌が真っ白になったりはやめましょう。

一眼レフやミラーレスでも、バリアングル、チルト機能があるなら、液晶を自分側に向けて撮影すると便利です。

また、撮影時には後から調整ができるよう周囲に余白を残しましょう。

この時点でピントが合って上半身がしっかり撮れていればOK。

多少の調整は後からできますからね。

撮影後編〜調整・印刷〜

では最後に、写真の調整と印刷です。

<写真調整のポイント>

  • やりすぎは禁物
  • 明るさや美肌調整くらいがベター
  • 水平・垂直のチェック
  • 顔に影がかかっていないか
  • サイズ、被写体の比率、規則を厳重にチェック
  • ハガキサイズ印刷がおすすめ(必要枚数+予備)

調整はスマホやカメラの標準機能でも十分です。

くれぐれもやりすぎは禁物!

肌色が明るく印象良く見える程度でとどめておきましょう。

気になるようなら美肌加工もいいですね。

ただ、パーツの大きさを変更するなど、本人と極端に変えるのはおすすめしません。

せっかく撮ったのに受付してもらえないと意味がないですからね。

顔に影がかかってしまっている場合はNGになることが多いので撮り直すのが無難です。

<印刷の注意点>

ここまでできたらいよいよ印刷!

印刷はできるだけ高画質がベターです。

自宅のプリンターが不安なら他の手段もあります。

  • ネットプリント:オンライン上で注文可能で高品質。
  • コンビニプリント:ネット予約や店頭操作で印刷可能。早くておすすめ。
  • 写真屋プリント:写真屋さんの店頭機を利用。質問できるので不安な方向け。

自宅以外のサービスを使ってプリントする場合は、証明写真を指定すれば細かいサイズ調整などは不要な場合があるのでその点も安心ですね。

自宅でプリントする場合は、必要な証明写真のサイトをチェックして正確なサイズを確認しておきましょう。

運転免許証は警視庁のサイト→「申請用写真及び持参写真のご案内

パスポートは外務省のサイト→「パスポート申請用写真の規格(令和3年5月18日更新)

マイナンバーカードはマイナンバー総合サイト→「顔写真のチェックポイント

で、それぞれ最新情報を確認しておくようにしましょう。

就活などの履歴書は写真欄の枠線に合わせますが、一般的には縦40mm×横30mm、枠内に縦36~40mm、横24~30mmを目安にしてください。

スマホなら証明写真用アプリ利用もあり

色々セッティングしたり、カメラ設定したりはちょっと不安。

「もっと簡単に自分で撮れない?」という方におすすめなのは、スマホ用証明写真用アプリです。

有名で評価も高いのはこちら。

サイズや注意点もフォローしてくれるから簡単。

美肌証明写真アプリは美肌加工も簡単にできるので女性におすすめです。

どれも無料なので、ぜひチェックしてみてください。

パスポート・マイナンバーカード用の証明写真は自分で撮っていい?

最後に「パスポート・マイナンバーカード」用の証明写真について少し触れておきます。

大切な本人確認書類となるこれらの証明写真を自分で撮って良いのか?

「撮れます。しかし慎重なチェックが必要。」というのが答えです。

写真の規則は提示されているので、それを満たしさえすればOK。

それが写真屋さんでも自撮りだとしても問題ありません。

ただ写真チェックはかなり厳しく、容赦なくNGが出ます。

一つ言えるのは、必要に迫られて自撮りにチャレンジするのは避けた方が賢明。

もしNGが出ても再度取り直して提出ができるくらい時間的余裕がある時に楽しんで撮るのが一番です。

次は自宅で証明写真を撮ってみよう

証明書の自撮り方法、自分でもできそうと思えませんでしたか?

写真屋さんや証明写真機で撮ると、どうしてもコストのかさむ証明写真。

自分でサクッと撮れたら急に必要になっても慌てずすみますよね。

せっかく写真が趣味なら、証明写真もぜひチャレンジしてみてください。

友達や家族にも「私撮ってあげるよ!」と言えれば自慢できそうです♪

ただし、一度申請してNGになってしまった場合は余計に時間がかかってしまいます。

急ぎの場合は証明写真機や写真館を利用するほうが確実ですので、臨機応変に対応してくださいね!