令和を生きる20代にとって平成は子供時代、もしくは知らない時代。
昔のものを懐かしむことはいつの時代もあるもの。
明治モダン、大正ロマン、昭和レトロと来て、今は「平成レトロ」がエモい!と注目されています。
写真を撮る時も、平成レトロを意識しておしゃれに仕上げてみませんか?
昭和とは一味違う「平成レトロ」な写真の撮り方や、エモさを出すコツを紹介します。
昭和レトロVS平成レトロ
昭和レトロから時代は平成レトロへ。
いったい何が違うのでしょうか?
昭和レトロのイメージと言えば、赤みがかったトーンの喫茶店とか商店街、日本家屋などが頭に浮かびます。
では平成は?
アナログだった昭和から、今のデジタル社会への移り変わり期だったと言えます。
パソコンは高価な物から、一人一台の当たり前の物になり。
折りたたみケータイはスマホになり。
ネットにさえつながれば、何でもできる時代になりました。
その道のりこそが平成です。
便利にはなったけど今ほどではなくて、洗練されているわけではない。
新しいものが次々に出るたび我先に飛びついた時代です。
一方、チル(chill)を大切にする今は、ゆったりと手間をも楽しみながら暮らす。
そんな価値観が重要視されています。
平成カルチャーはZ世代から見ると、不便・不完全だけど逆に面白い。
それが平成レトロの魅力なのかもしれません。
平成レトロな写真をお手軽に撮るコツ
平成レトロなエモい写真を撮るために、手軽に真似できるコツを紹介します。
エモい代表「写ルンです」は万能アイテム
ちょうど昭和の終わりに発売され、平成に入って爆発的人気アイテムになった使い捨てカメラ。
「写ルンです」は平成レトロの代表格です。
少し粗目の画質、フィルムを巻く作業、現像しないと見られない使い捨てカメラ。
スマホにはない手間が「写真を撮ってる感」があって、今も品薄になるほど人気です。
しかも「写ルンです」は、それ自体が平成レトロの被写体として最高!
友達やカップルでお互いを撮り合うのもいいですね。
さらに最近のエモいポーズを「写ルンです」で撮るとそれだけで、レトロ感がアップ。
最新のポーズ×ちょっと粗めの画質で、平成レトロの出来上がりです。
<おすすめのポーズ>
- 後ろ姿
- シルエット
- 目線外し
- 顔を隠す
フィルムカメラではありますが、現像する時にデータ化もしてくれるのでインスタ投稿も簡単ですよ。
ゲーム機で平成レトロが撮れる!?
次はゲーム機で撮れる平成レトロの紹介です。
ニンテンドーDS、子供の頃持っていませんでしたか?
それにカメラ付いていませんでしたか?
そう!そのカメラを利用するんです!
粗めの画質がとっても平成っぽいと人気。
ゲーム機で写真を撮る、それだけでもちょっと楽しいのですが、DSにはさらに秘密兵器があります。
それが落書き機能です。
DSはタッチペンを使うゲームもあるので、タッチペンが付いています。
それで写真に落書き、デコレーションができちゃうんです。
平成の流行といえばプリクラ。
しかも余白がなくなるほど落書きしまくるのが平成流です。
おすすめはネオンカラーのペンや、キラキラのデコです。
今はくすみカラーや優しい雰囲気が人気ですが、平成っぽさを出すならカラフルにするのがコツです。
さっそくおうちのDSの出番ですね!
他のゲーム機でカメラ付きもありますが、DSが落書きがしやすくて一番おすすめです。
平成の流行グッズ
簡単に平成っぽさを出せる撮影グッズ。
平成の流行と言えば…
- ルーズソックス
- ガラケー(デコケータイ)
- たまごっち
- 携帯ゲーム機(ゲームボーイ、キーホルダー型ゲーム)
- エアマックス
などたくさん。
今でも当時の物が手に入ったり、リメイクされていたりするので被写体としておすすめ。
平成のデコ文化を真似してスマホをデコってみるのも、被写体としてインパクト大ですね。
わざわざ当時のものを持つのはちょっと…という方におすすめなのがミニチュア製品。
特に手軽に手に入りやすいのがガチャガチャです。
正直、可愛すぎてコレクションに夢中になってしまいそうなくらい!
キーホルダーにもなるのでこっそり写り込ませたり、平成のギャルみたいにじゃらじゃら付けてアピールするのもありです。
小物は用意したけど、あと一歩平成っぽさが足りない。
そんな時は手軽に加工してみましょう。
おすすめの加工アプリ
平成っぽさを出せるおすすめアプリはエモ写真作りの定番「VSCO」。
たくさんのフィルターがあってレトロ系も充実。
フィルム風、平成レトロ風を目指すなら「「C1」「M3」「FS4」などのフィルターがおすすめです。
スマホもいつかレトロと言われる時代が…?!
平成レトロは昭和レトロともかぶるので「平成ノスタルジー」と呼ばれることもあるとか。
今は最新の令和カルチャーも、いつか新しい世代に懐かしいと言われるんですね。
超高画質な写真がスマホ1つで撮れる今の時代に、手間のかかる粗い写真が好まれる。
ぜひ平成レトロな写真を、撮る工程も含めて楽しんでくださいね。
ひょっとすると「これ懐かしい〜」と親世代と盛り上がるかもしれませんよ。